【初心者必見】ジャンル別はじめての読書におすすめの本9選!

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「読書を始めたいけど、どの本がいいのわからない…」

「面白い小説がよみたい!」

「読書を続けられるか不安…」

このような悩みが読書をしたくなったら出てきますよね。

実際世の中に膨大な数の本があり、どれがいいのかがわからないですよね。

もし本を買ってから読まなくなっちゃったら…そんな不安もすごくわかります。

そこで今回は、読書初心者におすすめな読みやすい本をジャンル別に紹介したいと思います!

紹介した本をあなたが「なんかよさそうだな」って思ってくれて、それをきっかけに読書を好きになってくれたらとっても嬉しいです!

 

目次

0.はじめに-はじめての読書はどんな本がいいの?-

1.読書初心者におすすめな本のジャンルは?

2.小説のおすすめ3選!

3.エッセイのおすすめ3選!

4.ビジネス書のおすすめ3選!

5.まとめ-読書初心者に伝えたいこと-

 

0.はじめに-はじめての読書はどんな本がいいの?-

まず結論からお話しますと、はじめての読書には、本自体が厚くない、余白が多い、絵や図が入っている、読みやすい本がおすすめです!

 

…当たり前じゃん!って思った方が多いと思います。でもこの当たり前なことがすごく重要なんです。

 

というのも、このサイトに来られた方のほとんどの人たちは、一回きりじゃなくこれから先継続的に本が読みたいと思っているはずです。

 

でも、もし最初に読み始めた本がぶ厚く、字が小さく、しかも字ばっかりな本だとしたら…とても読み続けられないですよね。

 

しかも今まで本を読んで来なかったのは、少しでも本にこのようなイメージを持っていたからだと思います。…筆者もそうでした。

 

なので、これから読書をするなら、まずは読書の悪いイメージをなくすことから始めないといけないんです

「でもそれは読まないとわからないんじゃ…」って思いますよね。なので今回は読まなくてもわかる簡単な見分け方を紹介したいと思います。

 

本の種類はざっくりと、文庫、新書、ソフトカバー、ハードカバーがあります。それぞれの特徴を全部解説するのはすごく長くなっちゃいますので簡単に説明しますね。

 

本の大きさはちょうど小さい順になってます。そのため持ち運びのしやすさもその順番になります。

 

しかし余白の多さや絵や図の頻度は逆順になっています。つまり、本の大きさと読みやすさは反比例するということです。

 

…じゃあ結局なにがいいのさ!ってなりますよね。筆者としては、基本的にソフトカバー、その次に新書がおすすめになります

 

というのも、ソフトカバーは少し大きいですが、文字の大きさや読みやすさがちょうどよいバランスで纏まっているんです。

 

しかも本が大きいので、「本を読んでる感」が出やすいのです!なのでモチベーションの維持としてもちょうどいいんです。

 

なので本はソフトカバーを中心に探すといいです!とはいっても本のジャンルによっておすすめ度合は違ったりしますが。

 

※ちなみに例外もあります。「スティーブ・ジョブズ(講談社)」などの伝記(誰かの人生を書いたものなど)は筆者がこの人の人生を伝えたい!と思いながら書いているので、必然的に文字が多くなります(他の人の人生なので取捨選択も難しいですしね)。なのでハードカバーばっかりになったりします。

 

1.読書初心者におすすめな本のジャンルは?

じゃあ次はどんなジャンルがいいの?ってなりますよね。はじめて本を読むのなら小説かエッセイ、その次にビジネス書がおすすめです!

というのも読書を楽しむには、没入感が必要だからです。

 

本にはとても多くの種類があり、しかも明確な基準がないので、出版社も完全には種類分けができていません。

 

図書館では「日本十進分類法」によって、本の内容ごとに10種類に分類されています。

0.総記

1.哲学

2.歴史

3.社会科学

4.自然科学

5.技術

6.産業

7.芸術

8.言語

9.文学

 

このような分類です。この中で一番身近で、なおかつ没入感を得られるのが文学なのです。

文学とは、 芸術体系の一様式で、言語を媒材にしたもの。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など、作者の、主として想像力によって構築した虚構の世界を通して作者自身の思想・感情などを表現し、人間の感情や情緒に訴える芸術作品。また、それを作り出すこと。文芸。(コトバンク引用:kotobank.jp

 

作者の想像力で構成した作品、つまり小説となります。小説ではあらゆる表現を駆使して、読者にその場面を想像させようとしています。

場面を想像しその世界に浸る…つまり没入感を得ることができます。

 

エッセイは文学の中でも、作者の考えや人生を文章にして表現しています。

実際にあった筆者の人生を体感できるので、小説よりも現実感が強く、共感を得やすいので没入感も得やすいということです。

 

またビジネス本もおすすめしていますが、これは明確な目的を持って読む、ということを忘れないでください。

ビジネス書は小説やエッセイよりもどうしても取っつきにくいです。

 

そのため「このスキルを身に着けたい」「この人の経営論を学びたい」といった明確な目的がないと読むのが難しくなります。

 

なのでビジネス書を読むときは、この本で目標を達成するぞ!という気持ちを忘れずに読んでくださいね。

 

2.小説のおすすめ3選!

というわけでここでは、筆者が読みやすく初心者におすすめだと思った小説を紹介します!

ちなみに小説では文庫本かソフトカバーがおすすめです。

 

さっきと言ってることが違うじゃん!となりますが…小説は文庫本、ソフトカバー、ハードカバーで販売されているのですが、ソフトカバーとハードカバーはページ数が多く、物語が続く長編になってるものが多いんです

 

そして小説は気軽に読めることが重要なので、持ち運びのしやすい文庫本がおすすめなんです。

 

しかも文庫本はソフトカバーやハードカバーでヒットしたものを発売することがあるので、昔の名作を読みたい!となっても文庫本で発売されているケースも多いので、探しやすいのも特徴です。

 

・探偵ガリレオ 東野圭吾 文藝春秋

 小説界の巨匠東野圭吾さんが贈る、理系ミステリー小説シリーズの1作目です。これは福山雅治さんの主演の大ヒットドラマの原作小説なので、知らない方はほとんどいらっしゃらないと思います。

 簡単に紹介すると、主人公がさまざまな奇妙な事件の謎を科学的に解き明かす、という物語です。この作品は1冊に複数の物語が描かれる短編集なので、ミステリー初心者でも気軽に読むことができますよ。

 この作品は最初はハードカバーで販売されていましたが、文庫本でも販売されているので、手に入りやすく安いので購入しやすいです。

 またはじめて小説を読むならば、最新作を読むよりもドラマやアニメなど他にメディア化された作品にするのがおすすめです。

 というのも、前項で解説したように小説は没入感を得ることが重要です。でもはじめて小説を読むのならシーンをイメージして没入感を得られるかは不安ですよね。

 でも他でメディア化された作品なら、役者の演技などイメージの材料が多いので1からよりも格段にイメージがつきやすいです。

 例えば今回の探偵ガリレオなら、湯川学を演じた福山雅治さんの「実に面白い」はすごく有名なのでイメージがつきやすいですよね!

 ちなみに初版は1998年(文庫版は2002年)なので、約24年前の作品なんです!このことについ最近気づいたので思わず「おおぅ…」と唸ってしまいました…。でもこれだけ愛されるシリーズが24年も続いているのは素晴らしいですよね。

 

・サマーウォーズ 原作:細田守 著者岩井恭平 角川文庫

 2009年に公開され大ヒットした劇場映画「サマーウォーズ」のノベライズ作品です。

 主人公が憧れの先輩の頼みで先輩の田舎に同行して恋人のふりをするのですが、そこで世界の危機に巻き込まれる、という作品です。

 夏になると金曜ロードショーで放送されることが多いのでストーリーを知っている人も多いと思います。

 この作品は先ほどのガリレオとは逆に映画の方が先に世に出ました。ノベライズ作品の面白いところは、原作でカットされたシーンや描写が物語に組み込まれ、また違った印象を受けるのです。なので内容を知っていても新鮮な気持ちで読むことができます。

・図書館戦争 有川浩 角川書店

 この作品は、行き過ぎた検閲から本を守るための組織である図書隊に入隊した主人公が本を守るために立ち向かう本と恋愛の物語です。

 学校の図書室に必ずといっていいほどおいてあったので、なんだか知っている方もいらっしゃると思います。主人公が女性だからなのか女子に人気の本でしたね。

 私も中学生くらいの時に読んだのですが、最初はファンタジー系戦争小説かな?と思ったのですが、いざ読んでみると恋愛とメディアの規制に対する哲学じゃないか!と感じたものです。

 最近久しぶりに読んでみたら、当時とは違う感想を抱きました。このような同じ物語で昔とは違う考えが出てくるのも小説の面白いところですね。

3.エッセイのおすすめ3選!

次にエッセイでおすすめだと思った本を紹介します!

エッセイは新書とソフトカバーがおすすめ…というか基本的にこの2種類でしか販売されていないです。

 

やはり気軽に読むことを重視しているので、あんまり読みづらい形態は好まれなかったのでしょう。

 

ざっくりとした種類分けは、新書は短めだが字が多い、ソフトカバーは長めだが絵や写真などが多いという傾向です。エッセイは女性向けの作品が多い傾向です。

 

・まなの本棚 蘆田愛菜 小学館

 無類の本好きで有名な人気俳優の蘆田愛菜さんが、今まで読んできたさまざまな本を紹介している1冊です。

 1つ1つの文章から本を読むのが大好きなんだなという気持ちが伝わってきます。本の紹介もネタバレがなく、読者の興味を引き立てています。

 さらに著者の読書に関する面白いエピソードもあって読むのが飽きづらい内容になっています。

 本を紹介する本というちょっと珍しい1冊ですが、人ってこんなに読書ができるんだと感じることができます。

 筆者と読者に読書という共通の話題があるので、感情移入しやすいです。なのではじめてのエッセイにおすすめです。

 これから読む本はこの本で紹介されたものを読み始めるのもいいですね!

・寂聴九十七歳の遺言 瀬戸内寂聴 朝日新聞出版

  瀬戸内寂聴さんは当時97歳で、小説家で僧侶というすごい経歴の持ち主です。そんな方が自身の人生を振り返って考えを綴ったエッセイです。度々メディアに出演されていたので、知っている方もいらっしゃると思います。

 特に、「自分はやりたいことをやってきた、でもそのために後悔していることもある」とおっしゃったことが印象的でした。

 実際この方のやってきたことは全部が肯定されるものではないと思います。でも自分の道を選び続けてきたことは尊敬します。

 この方の人生経験があまりにも壮大なので、自分にはまだ実感できないものもありましたが、これからの人生の指針になりそうな内容でした。

 何歳でもなんでも始めていいんだと考えられたのは励みになりました。

 この方のエッセイは女性向けのものなので、特に女性におすすめの1冊になります。

 

・僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 新潮社

 ブレイディみかこさんが、自分の息子が進学した中学校で起こったさまざまな出来事を記したノンフィクション作品です。(今回はノンフィクションもエッセイの一部として紹介します。)

 中学校に進学してそれまでと環境がガラリと変わったことで、今まで接して来なかった人たちや問題から、息子が成長していく姿を母親目線で綴っています。

 舞台はイギリスなのですが、息子が体感するのは思春期特有の出来事からジェンダーや貧困などまさしく社会問題なのです。

 日本でも起こっている問題ですので、現状イメージができなくても少しでも興味が湧いたら読むべきじゃないかと思います。

 作品が母親目線だからおすすめするのは女性だけではなく、むしろ中高生に読んでもらいたい内容です。

 ちょうどそのころから他人との違いが気になって優越感や劣等感を持つ人も多いでしょう。

 多様性を受け入れることをこの作品から学べたらいいなと思います。なにせノンフィクションなのですから、誰かができたということは自分もできるということなのですから。

4.ビジネス書のおすすめ3選!

ではビジネス書でおすすめの本を紹介します!今までと毛色は違いますが、それでも読みやすくためになる本なので、身構えずに読んで見てくださいね。

 

ビジネス書はソフトカバーもしくはハードカバーがおすすめです

 

というのも、ビジネス書は他の本よりも内容が難しく、じっくりと読み続けることが必要です。

 

 そのため持ち運びはあまり考えず、集中して読むために、大きなソフトカバーやハードカバーのものを選ぶといいでしょう。

 

・人は話し方が9割 永松茂久 すばる舎

 著者の永松茂久さんが会話に苦手意識を持っている人へ贈る、いろいろな場面や目的に合わせた人に好かれる話し方の特徴を解説し、会話の気を付けることや改善方法を伝授する作品です。

 内容も難しいものではなく、少し気を付けて取り組めば効果がでる内容でした。

 電車に広告が載っていたので知っている方が多いと思います。私もコミュニケーション能力に大きなコンプレックスがあったので、大きな気づきを得ることができました。

 そしてこの本が大ヒットしているということは、人と話すのが苦手な人がそれだけ多いということなので、自分だけの悩みじゃないとすごく励みになりました。

 このようなスキル系の本で気を付けなければならないのが、「1回だけ読んで終わらせない」ことです。

やはりスキルは試さなければ身につかないので、この本を何度も読んだり、メモで纏めることが必要なんです。

 なのでどうしても小説やエッセイよりも時間がかかってしまいます。でも2回目以降はなんとなく要点がつかめているので、1回目よりも早く読むことができますよ。

 

・メモの魔力 前田裕二 幻冬舎

 前田裕二さんが贈る、自身が体感したメモの効果ややり方を惜しげもなく伝授してくれる作品です。メモって何のためにするの?どうやってすればいいの?という疑問を解決できます。

 これも大ヒットしたので知っている方も多いですよね。現在はスマホ全盛期ですが、それでもメモの重要性はなくならない、それどころか情報があまりにも多いからこそ必須スキルではないかと思います。

 メモのノウハウを身に着けることで、仕事や勉強にも使えますが、読書にも使えます。「人は話し方が9割」のようなスキル本を身に着けるためにメモが大変有用です。なので最初はこの作品から始めることが良いと思います。

 しかも他のスキル本と並行しながらメモの実践ができるので、スキル習得の自信を得ることができますよ。

・世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」 八木仁平 KADOKAWA

 八木仁平さんが贈る、自分がやりたいことを見つけるノウハウを伝授する作品です。

 人生は誰にとっても最重要テーマです。

ですがこのままでいいのか?自分は何がしたいのか?どうやって見つけたらいいのか?この悩みは誰にでもあります。

ですので著者が考案した自己理解メソッドを通じて、自分の本当にやりたいことを見つけましょう!という内容です。

 この作品は先の2冊とは違い、本の内容を読みながら実践していくワーク型です。なのでこの方法を身に着けるというよりも教科書みたいに使っていくのが良いです。

 この作品は著者のYouTube動画を纏めたものになっています。その動画を知っていれば必要ないかもしれませんが、字を見ながらワークを進められる、環境に左右されないなど書籍版のメリットも多くあります。

 また巻末にQRコードの特典付録があります。最近はこのような作品も多くなってきました。これは本の新しいかたちなのかもしれませんね。

5.まとめ-読書初心者に伝えたいこと-

いかがだったでしょうか?なんだか読書をしたい!って思えたでしょうか?もしそうなった

のならすごく嬉しいです!

 

この記事をまとめると、

 

・初めての読書読書には、本自体が厚くない、余白が多い、絵や図が入っている、読みやすい本がおすすめ

・本のジャンルは小説、エッセイ、続いてビジネス本がおすすめ

・読書には没入感が得られることが大事

 

ということになります!

 

今回この記事を書くために、おすすめした本を改めて読んだのですが、それぞれ違った面白さがあり、やっぱり読書が好きなんだなって感じることができました!

 

そして好きだった本をまた読みたい!と思ったのですが、筆者の家には本が…それはもう大

量にあるので…読みたい本を探すのが大変な作業になりそうです…

 

と、とにかく!筆者がこれほどまで夢中になるくらい読書は楽しいので、この機会に始めてみたらいかがでしょうか!

 

そして最後に読書をする上で伝えたいことがあります。「焦らずに自分のペースで読み続けること」です。

 

今の世の中は情報が溢れかえっていて、常に時間に追われている毎日です。そのためなのか読書でも速読がもてはやされています。

 

しかし速読は生まれながらの才能かすごい数の読書をしてきた経験からしかありません。読書初心者だけどすぐに速読を身に着けたい!と思っても正直不可能です。

 

実際に速読法を解説している本がかなりあるのですが、それ自体が簡単に読める本ではないので、挫折しやすいです。

 

なので読書をはじめても「まだ半分しか読み終わってない…」「1日で10ページしか読めなかった…」と考えるのではなく、「半分読み終えたんだ!」「10ページも読めたんだ!」と考え、焦らずじっくりと読み続けてください。

 

なんでもはじめてすることは苦しいものです。でも焦らず続けていけば、気が付いたころには読書が楽しくなり、どんどん読み進めることができるようになります!

 

この記事があなたのこれからの楽しい読書ライフのきっかけになることを願っています!

 

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